2023-08-20

ロフトの天井の高さは決まりがある?ロフトの条件を解説します!

開放感があり、収納としても利用できるロフト。
しかし、そんなロフトを設置するためには一定の条件を満たす必要があります。
今回は、ロフトを作るための条件とロフトのメリットについてご紹介します。
ロフトをご検討の方は必見です。

□ロフトの天井の高さには条件が設けられているって本当?

おしゃれなロフトですが、ロフトを設置するためには法律によって2つの条件が定められています。
ロフトを作るには、建築基準法に定められた天井の高さと面積の条件を守る必要があります。

建築基準法では、ロフトを作るには天井の高さが1.4m以下という制限があります。
この基準を越えてしまうと、ロフトではなく階数が増えてしまうことになります。
階数が増えることのデメリットもあるため、基準を守るようにしましょう。

また、ロフトの面積はロフト下部分の2分の1までという制限があります。
住宅の階数は面積条件と関係はないため、ロフト下部分に対する面積の制限であることに留意しましょう。
さらに、建築基準法だけでなく、自治体によって異なった条件もあるため注意が必要です。

□ロフトのメリット

条件をクリアさえすれば、ロフトによって生じるメリットはたくさんあります。
これらのメリットは生活しやすいおうち環境を整えてくれるでしょう。

*限りある空間を活用できる

屋根裏といったデッドスペースを有効活用できることがメリットの1つです。
ロフトを物置として活用できるため、土地がある程度小さい中でロフトを設置すれば、収納スペースが十分に確保された住宅にできます。
またロフトという空間は他の空間から独立しているため、キッズスペースや趣味の部屋など1つの部屋として使えます。

*部屋を広く見せることができる

ロフトを設置するためにはフロア全体の天井が必然的に高くなります。
そしてフロアはその空間の面積の半分以下しか占めないため、必然的に残りの面積は吹き抜けとなり、開放感があり、部屋を広く見せられます。

*課税対象にならない空間として利用できる

基準をクリアしたロフトは床面積に含まれないため、固定資産税の対象ではありません。
そのため費用面でもメリットがあります。

□まとめ

今回は、ロフトを作るための条件とロフトのメリットについてご紹介しました。
ロフトは開放感があり、おしゃれで他の空間とは違う特別感のある空間です。
そんなロフトを作るためには天井の高さと面積の条件を満たす必要があります。
これらに注意することで快適なロフトで過ごせます。

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