2023-08-09

暖房をつけても寒さを感じるのはなぜ?広いリビングでもできる対策をご紹介!

家族が癒しの時間を過ごせるようにとあえて広く設計したリビングが、実は冬の厳しい寒さを引き起こしているかもしれません。
しかし、今さらリビングの広さは変えられないので、寒さ対策はどうすれば良いかお悩みの方も多くいらっしゃると思います。

そこで本記事では、リビングが寒いと感じる原因や、広いリビングでも役に立つ寒さ対策をご紹介します。

□暖房を使ってもリビングが寒く感じる原因3選

*冷気が室内に入り込む

窓を閉め切っていた場合でも熱伝導の働きにより、室内の暖かな空気は外に逃げ、外の冷たい冷気は中に入ってきてしまいます。
そのため、リビングに大きな窓を設けている場合や窓の数が多い場合は、寒さを感じやすいと言えるでしょう。

*壁の断熱性能が低い

壁も窓と同様に熱伝導が働くため、断熱性を高めていない場合は、壁から寒さを感じてしまうこともあります。
最近は断熱性が高い家も多いため心配ありませんが、築年数が経過した家は断熱処理されていないことが多いため、冷気がダイレクトに伝わりやすいです。

*コールドドラフト現象が起こる

コールドドラフト現象とは、室内の暖気が冷えた窓に触れることで冷気に変わり、加工して床に流れ込む現象です。
コールドドラフト現象により、体感温度は実際の温度より低く感じてしまいます。

□広いリビングでもできる寒さ対策

冬に寒さを感じることが仕方ないとも言えますが、対策を講じることで寒さを軽減できますので、以下の3つの対策を試してみてはいかがでしょうか。

1.風を遮る

暑さを解消するために空気の循環は大切ですが、寒さ対策には逆の考え方(空気の通り道を作らない)ことが有効です。
風除室の設置をはじめ、カーテンやブラインドを閉めるなどの風の封じ方があります。

2.保温性を高める

家を建てる前でしたら、壁に断熱材を使い保温性を高めることが大切です。
もう既にマイホームにお住まいの方は、窓やドアの隙間を防ぐことで保温性を高め、暖房の効率を上げられます。

3.ファンヒーターを使う

暖かい空気を強制的に循環させるファンヒーターは、寒さの厳しい冬に重宝したいアイテムの1つです。
リビングが広い場合は、1台のファンヒーターではなく複数台用意すると、エアコンによって排出される暖気を部屋全体に届けられます。

□まとめ

家族団欒の場であるリビングにある程度広さは必要ですが、あまりにもリビングが広い場合は冬の寒さに悩んでしまうこともあります。
そのため、今から注文住宅を検討される方は壁に断熱材埋め込み、保温性を高める工夫を施しましょう。

また、既にマイホームにお住まいの方は、窓やドアを閉めて風の通り道を遮ることや、ファンヒーターで暖気を循環させるという対策が冬の寒さに有効です。
ぜひ試してみてくださいね。

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