家を建てることは一生に一度とも言える人生の大イベントですよね。
ただ、土地を持っていない場合は土地選びからスタートする必要があります。
土地選びを失敗してしまうと、せっかくの新生活を十分に満喫できない可能性も。
そこで本記事では。家を建てる場所の決め方をご紹介します。

□家を建てる場所にはこだわろう！

一度建ててしまうと変えられない家の場所は、実家との距離や交通機関までのアクセスなど、さまざまなことを考慮して慎重に決めることが大切です。
なぜ、慎重に決めたほうが良いとされているのか、以下の2つの理由が関係しています。

＊簡単に場所を変えられないため

家の購入費用は住宅ローンを利用して購入する方が多いことから分かるように、決して小さな金額ではありません。
場所を変える選択肢として「住み替え」が挙げられますが、住み替えるとなるとまた多額の費用がかかってしまうため、現実的ではないでしょう。

＊土地は資産価値が残り続ける

家を建てた後は、建物と土地を所有し続けることになります。
建物は時間の経過とともに徐々に劣化するため、資産価値が下がってしまいますが、土地の資産価値は長く保ち続けることが可能です。
もし、お子様の独立に伴って売却をお考えの方は、良い土地を選んでおくと良いでしょう。

□家を建てる場所の決め方

家を建てる場所の決め方として、「学校との距離」、「実家との距離」、「勤務先との距離」の3つを考慮して決めると良いでしょう。

1.学校との距離

こちらはお子様がいらっしゃる場合に、無視できない項目です。
義務教育の9年間、家から学校までの距離が遠すぎると、お子様の負担が大きくなってしまいます。

2.実家との距離

実家との距離を考える際は両方の実家の中間地点ではなく、どちらかの実家に寄せることをおすすめします。
なぜなら、中間地点に建ててしまうと何かあった際に、どちらの実家にも頼りにくくなってしまうからです。

3.勤務先との距離

勤務先は学校とは違い、何十年と勤務する可能性が高いため、ストレスの少ない通勤ルートにすることが大切です。
ただ、在宅ワークがメインのお仕事の場合は、あまり重要視しなくても良いでしょう。

上記の3つをすべて満たすことは容易ではないため、3つの中で優先順位をつけておくことがポイントです。

□まとめ

家を建てる場所は、建物と違い資産価値を維持できますし、一度選んだ場所はなかなか変えられないため、慎重に選ぶ必要があります。
実家や学校、勤務先との距離を考慮して、後悔のない土地選びを行いましょう。
土地の決め方で不安がある方は、ぜひ当社にお気軽にご相談ください。