脱衣所の寒さは解消できる?寒さの原因と対策を併せてご紹介!
お湯に浸かれば温かいことは頭でわかっていても、脱衣所が寒すぎてお風呂に入りたくない、と感じた経験に身に覚えがある方も多いでしょう。
脱衣所での寒さはお風呂を億劫にしてしまうだけでなく、健康にも悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
本記事では、脱衣所での寒さの原因と、本日の夜から実践できる寒さ対策を併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
□脱衣所の寒さの原因4選
1.リビングの熱が伝わらない
寒さの厳しい冬でもリビングはストーブやエアコンを使用し、寒さ対策を行っているでしょう。
暖気が脱衣所まで伝わると良いですが、リビングと脱衣所は途切れている造りがほとんどですので、脱衣所は冷えたままの空気が流れてしまいます。
2.日当たりが悪い
洗面所はリビングや他の部屋と比べると滞在時間が短いため、多くの場合は日当たりの悪い北側に作られます。
その結果、日光があまり当たらず、昼間でも熱源がないため室温が上がりにくいです。
3.換気扇があるため空気の交換回数が多い
換気扇が稼働すると空気が循環し、古い空気が外に放出され、反対に新しい空気が中に入ってきます。
空気の循環は新鮮な空気を取り込むために必要ですが、暖かい空気が逃げてしまうというデメリットを併せ持つことを覚えておきましょう。
4.壁や床の断熱・気密性能が低い
こちらは家によって異なりますが、洗面所の壁や床に断熱性能を兼ね備えていない場合は、外の冷たい空気が内部に伝わってしまうため、寒いと感じる原因となってしまいます。
□脱衣所の寒さ対策
脱衣所の寒さ対策はいくつかありますが、ここでは今からでもできる簡単な対策を3つご紹介します。
*浴室の換気扇をとめる
先ほどもご紹介したように換気扇による空気が循環すると、外の冷たい空気が中に入ってきてしまいます。
カビ対策のために、換気扇はあえてつけっぱなしにしているというご家庭もあると思いますが、入浴前の時間だけでも切ると脱衣所での寒さを緩和できるでしょう。
*洗面ボウルに熱めのお湯を張る
脱衣所の扉を閉め、洗面ボウルに熱めのお湯を張ることで発生する湯気によって、脱衣所を暖かくできます。
少ない水道代とガス代で実践できますので、試してみてはいかがでしょうか。
□まとめ
脱衣所の寒さは「仕方ない」と考える方もいらっしゃいますが、その寒さを放置しておくとヒートショックを引き起こし、最悪の場合、命を落としてしまうことも。
脱衣所が寒い原因として他の部屋よりも日光が当たりにくいことや、断熱性能が低いことが挙げられます。
今さら、断熱材を壁や床に入れることは難しいですが、洗面ボウルにお湯を張ったり、換気扇をとめたり、入念に寒さ対策を施してみてくださいね。