注文住宅の購入を検討している方で、家族が快適に生活をできることを重視して家作りを進めたい方は多いでしょう。
そこで今回は、住みやすい家の特徴や間取りの実例をご紹介します。
ぜひ今後の家作りの参考にしてください。

 

□住みやすい家の特徴とは？

＊家事動線が効率化されている

家事動線とは、家の中での移動ルートのことです。
この動線が短いと、家事が効率的に行えます。

たとえば、洗濯室に洗濯機と室内干しスペース、クローゼットが一緒にあれば、洗濯から収納までの移動距離が短縮されます。

他にも、帰宅後の動線も考慮すると良いでしょう。
玄関から入ってすぐにクローゼットと洗面所がある配置は、帰宅後スムーズに行動できます。
コートをクローゼットに収納し、隣で手を洗うという一連の動作が効率的に行えます。

 

＊ライフスタイルに合わせて設計できている

家族構成やライフスタイルに合わせた間取りが必要です。
たとえば子育て中の家庭では、子どもの部屋がリビングに近いと、親子のコミュニケーションが取りやすくなります。

 

＊収納スペースが多い

家の中に大きな収納スペースがあると、室内にものが散らかることが少ないでしょう。
その結果、生活するための空間が広く取れるため、住みやすい空間作りにつながるでしょう。

しかし、ただ収納スペースが大きければ良いというわけではありません。
収納したいものの大きさや数に合わせて、収納スペースを設置しましょう。

 

□住みやすい家の間取りを紹介します！

1つ目は、老後でも住みやすい平屋住宅の間取りです。
玄関アプローチに広いコンクリート土間を設けることで、段差を解消できます。
さらに、将来的にスロープを設置しやすい設計にもなっています。

また、LDKは開放的に設計し、それぞれの空間を段差でゾーニングすることで、ホコリの拡散も防げます。
隣接する和室は、応接間や簡易書斎としても活用できます。

洗面所や浴室はフラット仕上げで、老後もそのまま暮らしやすい設計になっています。
これは特に、高齢者がいる家庭にとっては重要なポイントです。

 

2つ目は、家族が暮らしやすい工夫が多く含まれている二階建て住宅です。
間取りではキッチンを中心とした家事動線を考慮することで、効率的な暮らしをサポートします。
また、子供部屋にはロフトベッドを設置し、空間を有効活用します。

 

□まとめ

家族全員が快適に過ごせる家を設計するには、家事動線の効率化や、ライフスタイルに合った間取りを作るのが重要です。
平屋住宅や二階建て住宅、それぞれに合った工夫とアイディアで、家族の日常生活をより豊かにしましょう。
この記事が、新しい家づくりにつながれば幸いです。