水回りにおすすめの間取りや知っておきたい注意点をご紹介!
水回りの間取りは、新しく家の間取りを考える方において非常に重要な要素です。
間違った配置やデザインは、生活の質を大きく下げる可能性があります。
そこで今回は、水回りの間取りのおすすめ例と注意点を解説します。
これから水回りを設計する方は、ぜひ参考にしてください。
□水回りの間取りのおすすめ配置
1. 一直線上に水回りを設置する間取り
一直線上に水回りを配置することで、生活の流れがスムーズになります。
アイランドキッチンからトイレ、洗面室、浴室へと一直線に並ぶ配置は、動線が明確で効率的です。
また、トイレ前に2つの扉を設けることで、リビングへの音漏れも防げます。
2.回遊性を生かした配置
回遊性を持たせた間取りは、家事をしながらも自由に動けるというメリットがあります。
トイレや洗濯、料理などの日常の動きがスムーズになるため、家族それぞれの生活スタイルに柔軟に対応できるのが特長です。
3.帰宅後の手洗いに便利な配置
玄関から家に入るとすぐに洗面室がある配置は、特に現在のような衛生が求められる時代において、非常に有用です。
帰宅後すぐに手を洗えるので、外から持ち込む菌を最小限に抑えられます。
この配置は、特に小さなお子様や高齢者がいる家庭におすすめです。
□水回りの間取りを考える際の注意点
*寝室と適切な距離に設置する
寝室と水回りが近すぎると、排水音や入浴の音が気になり、質の高い睡眠が妨げられる可能性があります。
少しでも距離を取る工夫が必要です。
また、家族が入浴する音が気になる場合も、寝室と浴室の距離を考慮することが重要です。
*リビングや玄関との距離も考慮する
トイレがリビングや玄関に近すぎると、音や臭いが気になる場合があり、ダイニングとトイレが近いと食事中に不快な思いをする可能性があります。
そのため、トイレはリビングや玄関から適度な距離を保つのがおすすめです。
*ヒートショック対策をする
ヒートショックは、温度差によって血圧が急激に変わる現象で、特に水回りで注意が必要です。
高断熱の家に設計したり、水回りに暖房を設置したりなど、対策を行いましょう。
これにより、家全体の温度差が小さくなり、ヒートショックが起こりにくくなります。
□まとめ
水回りの間取りは、生活の質に直結する重要な要素です。
一直線上の配置、回遊性を生かした配置、帰宅後すぐに手を洗える配置など、多くのおすすめ例がありますが、それぞれに注意点も存在します。
寝室との距離、リビングや玄関との距離、ヒートショック対策などを考慮することで、より快適な水回りの間取りを作れるでしょう。